ダイバーシティを尊重し、コミュニケーション力を飛躍的に向上させます

西武信用金庫様 受講された方のアンケート結果

西武信用金庫様 受講された方のアンケート結果

こんにちは、華ひらくの内木美樹です。

2025年2月7日に、西武信用金庫様の入庫2年目の職員さん(49名)が、「障害児から学ぶダイバーシティ研修」をご受講くださいました。

そして、受講後に書いていただいたアンケートの結果をいただきましたので、代表的な回答をこちらにまとめます。

「障害児から学ぶダイバーシティ研修」で何を得ることができるのか、ご参考になれば幸いです。

 

質問① 学びの度合い

質問:「障害児から学ぶダイバーシティ研修」にどれだけの学びがあったかを、1~5の数字で答えて下さい。

 

質問② 受講後の気づき

「障害児から学ぶダイバーシティ研修」を受講し、感じた事、気づいた事

 

●見た目だけでは分からない障害もある

●言葉を交さなくても、目線の動きやボディランゲージで思いや考えをくみ取ることは、言葉で会話するよりもより相手のことを考えて知ることにつながる

●障害には様々な種類や程度があり、個々に合わせた対応が必要

●障害を持っていたとしても、他の分野で評価されるべきポイントはたくさんある

●身近に感じて知ることが大切

●配慮は必要だが、全てやってあげる事がやさしさではない

●自分にとっての当たり前が相手にとっての当たり前ではない

●日本の人口の約10%は障害者というデータに驚いた

●実際に関わってみるという体験はとても大事

●障害のある子にもそれぞれの個性があり、障害のない子と同じように好きな事、興味のある事を持っている

●接する機会が多ければ多いほど、考え方や捉え方は 変わってくる

●自分が気づいていないだけで、周りには助けや気使いを必要としている人がいるのかもしれない

●何の手助けができなくても、ひと声かけるだけで救われる人が多くいる

●人は誰しも秀でた点と苦手な面を持っていてるので、偏見や無関心は対人としてふさわしくない

※ その他多数ご意見をいただいていますが、一部のみ抜粋して掲載しております。

 

質問③ 障害のあるお客様への対応

「障害のある」お客さまへのご対応や、日常の中でどのような行動ができそうか

 

●一般のお客さまと区別するのではなく配慮する

●最初からできないと決めつけず、誰でも同じようにできるよう必要に応じて支援する

●必要以上に気を遣いすぎず、健常のお客様と同じように接する

●車イスのお客様はATMの画面が見えないので、必要な部分を手助けする

●字が書きにくい、ぶれてしまう方に「気にしなくて大丈夫」という声かけ

●気づいたら「お手伝いできることはありませんか」と一声かける、積極的な行動

●配慮の押し付けに注意する

●筆談や指差し等、様々なコミュニケーションを準備する

●見た目では分かりづらい、心の障害をお持ちの方もいることを年頭におきながら対応する

●障害者マークを付けている人がいないかを確認する

●車いすの方や足の不自由な方、目が見えない方の障害物にならないよう、なるべく床に物を置かない

●見た目で判断せず、そのお客様をよく観察する

●支店内で共有する

●途中で話を遮ったりせずに、最後まで聞く姿勢を持つ

※ その他多数ご意見をいただいていますが、一部のみ抜粋して掲載しております。

 

質問④ すべての方への対応

障害の有無に関わらず、業務でもできる事を考えてみましょう

 

●会話をするとき、ながらで話すのではなくきちんと相手と向き合う

●相手を知ろうとする気持ちを持つ

●「触れない」が正しい接し方ではない

●決して自分の感覚が相手に伝わると思わない

●第一印象で決め付けない

●困っている人に積極的に声をかける

●言葉だけでなく、身ぶり手ぶりや物を使うなどのコミュニケーション

●ゆっくりと目線を合わせ、なるべくわかりやすい単語で伝える

●自分の知っていることが必ずしも相手も知っているとは限らないため、相手の反応を伺いながら会話を進める

●何が困っていそうな姿を見かけたら、「お手伝いできることありますか?」 と積極的に声かける

●他業種の人との情報交換

●専門用語など難しい言葉を使わずに、相手に合わせて分かりやすいように説明する

●会話の中身だけでなく、仕草や視線などにも気を配る

●人それぞれの得意、不得意を考えて、お客様あるいは職員同士でも特性を尊重し合うこと

●聞かないと分からないことは沢山あるので、しっかり要望を伺う

※ その他多数ご意見をいただいていますが、一部のみ抜粋して掲載しております。

執筆者紹介内木美樹Miki Uchiki

株式会社華ひらく/非言語コミュニケーション専門家

Truckee Meadows Community College 卒。卒業後はアメリカ・ネバダ州のカジノホテル内の飲食店に就職。非言語コミュニケーションを巧みに使用した接客により、”No. 1 server” とマネージャーから称される。帰国後、2010年に株式会社華ひらくを設立。飲食店インバウンド専門家として、「インバウンド接客 ~英語が話せなくても海外のお客様に接客する方法~」などの非言語コミュニケーションに重きを置いたセミナーを全国で開催。2021年からカラフルモデル(障害のあるキッズモデル)事業を開始。撮影中、障害児との触れ合いの中で大人のコミュニケーション力が飛躍的に向上した事を何度も目の当たりにし、2024年に「障害児から学ぶ非言語コミュニケーション」を企業研修としてリリース。

コラム一覧へ戻る
pagetop